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コンセプト

バーチャルなキャラクターとの触れ合いや接近には、ヘッドマウントディスプレイに代表されるようなデジタルなVRやAR技術を用いたものが数多く有り、確かにそれは目新しくひと目を惹きつけるものではありました。

しかし、「ふれあい」を目指すのであれば、現実の体験とシームレスに繋がり、あたかも本当に体験しているという実感を得ることこそが大事だと私達は考えています。それは人々の感覚をまるごとハックすることを意味します。
魔術や手品は、体験者の中ではあくまでも「本物」であるべきであり、それは、キャラクタを召喚するのであればなおさらリアリティを追求したいと考えています。

私達はこのイベントではキャラクターとの触れ合いを、人間が直接的に知覚及び認知することを目的としたため、ARやVRというデジタルな技術を一切用いませんでした。アナログな表現手法により、人間の五感にダイレクトに作用させることで、本当にそこにキャラクターが存在しているかのような体験を構築することを目指しました。体験者の五感にダイレクトに作用することにより、体験者はそれを現実と地続きのリアルな体験として認知するという仕組みです。それは、テクノロジーがあるから利用するのではなく、本当に生み出したい体験やアートの実現のために適切な技術を用いるべきであるということを意味します。虚構の存在を、生身の現実に存在する「身体」として、しかも間接的に構築する。体験者の脳内において、身体は感覚として、記憶として具現化されるのです。

本イベントのシナリオは、バーチャルアイドルである結月ゆかりと一緒に温泉旅行に出かけるというものです。そしてそれは、モヤットスクリーンに映し出される影絵や、残り香、湿ったタオル、巧妙に仕掛けた部屋の設備、舞台に引き込むための手紙等、間接的に結月ゆかりの存在を示される方法によって提示しました。体験者はその脳内にて結月ゆかりとの旅行という思い出が、体験者本人の感覚に基づく現実の「ふれあい」として結実するのです。

ゆかり温泉では、あしやまひろこの開発した「モヤットスクリーン」や「女の子の匂いのする香料」が用いられ、またキャラクターとの触れ合いに至るまでを精密に計算されたシナリオにそって進めます。これは、テーマパークのアトラクションにも近しいといえるでしょう。構築したい世界観や、キャラクターとの触れ合いを、体験者がありのままの体験として受け入れさせる。これこそが、本ゆかり温泉の目指したところです。

 


CONCEPT

Now, there are a lot of  AR or VR attempt to summon virtual characters, and probably it can attract.

But, if we aim to create “real communication” with virtual characters, it is the most important idea that give us real felling, seamless from real world. It means we will  totally hack guest’s sense and brain.

Because we want to affect human’s senses directly, we never use AR or VR digital technology on this event, we use only analog technique which affect human’s five scenes directly. And our analog technique makes them feel the communication with virtual character like real communication. By the direct effect, experience person feel it real seamless from every day life. So, it means it is important that only technique but also what of art we want to make.

Scenario of this events is ONSEN trip with Yuzuki Yukari who is virtual idol. This is realized by indirect technique or art  using shadow-graph on MOYATTO SCREEN, odor, wet towel, Interior, the letter from Yukari, and so on.  Experience people get the real memories of real communication with the virtual idol on their brains.

On YUKARI ONSEN, we use “Moyatto Screen(original smoke screen)”, “original blended fragrance which smells like real women”, and elaborate scenario and stage sets. This can be said like a theme park attraction. The target is to provide the real experience of what we create and communication with virtual character.